もうすぐ冬至
今年もあとわずかとなりましたね。12月22日は「冬至」です。昔から冬至にはカボチャを食べなくちゃ・・・と、なんとなく耳にしてきている方も多いかと思います。夏が旬なのになんで冬にカボチャ?夏は植物がぐんぐん育ち、野菜には事欠かない季節ですが、昔はハウス栽培もないので冬に食べることができる野菜は今よりぐっと少ないですね。そこで収穫してから長いこと保存ができて栄養価も高いカボチャを冬に食べ、元気に過ごしましょうという願いが込められています。カボチャはビタミンAをはじめとした栄養素が豊富、他の野菜と比較してエネルギー量も高く、少食の方やお子さんにとっては少ない量で栄養素を確保できる食材でもあります。冬至といえば「小豆とカボチャのいとこ煮」が代表料理です。ちなみにいとこ煮とは、「調味料を追々入れていく」ため、「追々→甥甥」で「いとこ煮」と言います。(ダジャレ?!)小豆はカボチャ同様に長期の保存が可能できるほか、その赤い色が厄除けや魔除けの色とされていたという説もあります。
大人も子供も美味しく食べられるおやつの紹介です。食事の間隔が長く空く時の補食や、離乳期、幼児期のおやつにいかがでしょうか。口腔内を育成することと食事は深い関係にあります。来院の際には食事のことなどについて、管理栄養士にお気軽にお声掛けください♪
【カボチャのおやき】
(材料)作りやすい分量
カボチャ 300g
片栗粉 大さじ3
バター 適宜
※きっちり計らなくて大丈夫です♪
(作り方)
1.カボチャを適宜切り分け、皿に乗せて少量の水をふりかけ、ラップをして電子レンジで加熱する。(柔らかくなったらOK)熱いうちに皮を取り除き、黄色い部分を潰す。
2.片栗粉を加えて混ぜ、ひとまとめになったら適度な大きさに整える。
(目安:1センチ厚✖️直径4センチまたは棒状)
フライパンを温めバターを溶かし、中火から弱火で加熱する。焼き色がついたら裏返して蓋をする。3分程度加熱したら出来上がり。