口臭予防について
こんにちは、歯科医師の宮山です。
本日は口臭についてお話します。
口臭の原因は大きく分けて3つです。
①舌の汚れ
食べかすや粘膜細胞の死骸、血液成分が溜まったもの。
これらが細菌により分解されイオウ化合物が発生します。
→舌専用ブラシで舌を磨きましょう。
ただし、この時にゴシゴシ強く擦ったりしないようにしましょう。
また、口腔機能が関係していることもあります。
②唾液不足
緊張・ストレスを感じている時や起床時は唾液の分泌が悪くなり、口臭が発生します。
→水分を多く摂ったり、キシリトール入りのガムを噛みましょう。
なるべく、出てきた唾液を飲み込まず、口の中にためて噛みます。
③歯垢(プラーク)
歯垢は歯の表面にくっついて臭いを発します。
このまま放っておくと歯周病を悪化させ、さらなる口臭を呼びます。
→歯をしっかり磨きましょう。
当院で歯磨きのコツなどをお教えします。
このほかに、むし歯や歯周病による口臭もあります。
また、起床時や空腹時など、時間によって起こる口臭もあります。
歯科医院を受診し、適切な治療を受けましょう。