子どもロコモって、なんでしょう?
「子どもロコモ」という言葉を聞いたことはありませんか?ロコモとは、2007年に日本整形外科学会が運動器の障害による移動機能の低下した状態を表す新しい言葉として提唱した「ロコモティブシンドロームの略です。これは、もともと高齢者を対象としていましたが、近年、子どもにもみられることが問題となってきました。姿勢の悪さや運動不足などにより、体のバランス・柔軟性及び反射神経(危険回避能力)が低下しているためにうまく体を動かせなくなっていると言われています。
実際、子どもの骨折発生率は1970年代から比較して、2倍以上に増えています。文部科学省の幼児期運動指針(2012)では、毎日合計60分以上の運動を推奨しています。毎日楽しく遊んだりストレッチをしたり、食事のバランスを見直すことで子どもロコモの予防をしませんか?