成長の証 ”イヤイヤ期”
お父さんお母さん、毎日家事に育児、お仕事お疲れ様です。
今日は、子育ての中で頭を抱えることが多いイヤイヤ期についてお話をしたいと思います。
そもそもイヤイヤ期とはなんなのか、なんで子どもはイヤイヤ言うのか、気になりますよね。
イヤイヤ期とは2歳前後の子どもが「イヤ!ダメ!」と自己主張が強くなってくる時期を言い、『魔の2歳児』とも言われています。
自我が芽生え、今までパパやママの言われるまま、されるままだった状態から自立しようとする一歩を踏み出そうとしているのです。
イヤイヤ期は環境や育て方の影響ではなく、『脳』の前頭前野が未発達なことから起こると言われています。
3歳頃から前頭前野の機能が発達し、自分の気持ちがコントロールでき始めるので、イヤイヤ期は『脳が成長している!』と実感できる嬉しい時期であると思い、頑張ってこの時期を乗り越えましょう!
子どもの気持ちに共感し、甘えを周囲の大人が受け止めてあげることで自己肯定感が高まり、自分に自信を持つことができると言われています。
オムツ替えや着替え、お風呂に入る前やお片付けの時にイヤイヤすることが多いのではないかと思います。
そんな時は、
・おむつや着替えを2つ用意し「どっちにする?」と聞いて選ばせてあげる
・長い針がいくつになったらお片付けだよ、と前もって声をかけておく
(子どもに分かりやすくするために数字の横に動物などのシールを貼っても効果的)
・「どっちがお片付け早くできるかよーいどん」と遊びに変えてみる
などなど、少しの工夫で子どももパパもママもイライラせずに楽しく過ごせる時間が増えると思います。
当医院には保育士もいますので、子育ての悩みなどなんでもお気軽にお声がけくださいね♪